今月の園だより
11月の主題
- いっしょに
- 共感
ねらい
- 0歳児 ・保育者と一緒に神さまに感謝する
- ・秋の実りをうれしく思う
- ・木の実や枯れ葉にふれ、深まりゆく秋を楽しむ
- 1・2歳児 ・さんびかを歌ったり、祈ることを喜ぶ
- ・思いや主張、甘えをうけとめてもらいながら、安心して生活する
- ・好きな遊び、ごっこ遊びを通して、友だちと遊ぶ楽しさを味わう
- ・木の実や落ち葉など晩秋の自然にふれ、興味をもって遊んだり、味わったりする
- ・豊かな秋の実りを喜び、神さまに感謝する
- ・秋の自然物に触れ、調べたり、試したり、食べたりして季節を感じる
- ・気持ちや考えを伝えあい、わかちあいながら友だちと過ごす
- ・いろいろな人の働きを心にとめる
聖句
喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい
ローマ人への手紙12章15節
讃美歌
「おいしいおいしい果物も」
「アドベントクランツに」
あれよあれよという間に1年の最後から2番目の月の11月になってしまいました。
10月の15日に第1幼稚園のチューリップ教室で長年子育て支援員をしてくださっていた吉川智恵先生が天国に召されました。第1幼稚園の子ども達は時々紙芝居を読んでもらったり、大半の子ども達はチューリップ教室でお世話になっていたことと思います。ご自身が絵本が大好きで、「絵本の読み聞かせ」をとっても楽しんでおられました。福音教会でのお通夜に参列し、先生の足跡や生き方を牧師先生からうかがい、頭の下がる思いでした。松戸で3人目のお子様を出産後、牧師であるご主人が交通事故で亡くなられ3人のお子様を連れて新潟の実家に戻られ青陵短大の保育科で苦学して免許を取得され第1幼稚園の先生となられて3人のお子様を育てながら幼稚園の為に沢山のご奉仕をしてくださいました。いつもにこにこ笑顔でお話をされておられましたが、たくさんのご苦労があったことと思います。先生の座右の聖句の「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これがキリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」(テサロニケ人への手紙第15章16節~18節)の聖句のごとくどんなに大変な時でも先生は笑顔で乗り切り、教会のご奉仕も積極的に参加されておられたと、牧師先生がお話されていました。書も嗜んでおられましたので、2年前肺がんで入院されるまで、幼稚園全部の卒園証書のお名前は先生が書いてくださいました。また、絵画制作もお好きでしたので、チューリップ教室では、作品展の飾りや、クリスマスのプレゼントなどもあっという間に素敵なものが生まれていました。今年の作品展のチューリップ教室の作品作りの時も吉川先生が置いていってくださった大きな筆と筆洗を使って行い、今年はお元気なので観に来てくだされそうかな?と思っていた矢先の訃報でした。今頃、天国では旧澤田義方園長先生、奥様の京子先生、そして、第2の堅田洋子先生などと幼稚園のお話をしながら、幼稚園のことを見守っていてくださるような気がしています。
ご冥福をお祈りいたします。 恵子先生より
けいこ先生