今月の園だより
2月の主題
- 0歳児 みんなだいすき 1,2歳児 そうなんだ
- 響き合う
ねらい
- 0歳児
- ・保育者の祈る姿を見て一緒に祈ろうとする
- ・身近な友だちの存在を感じ、保育者や友だちとやりとりしながら、模倣遊びを楽しむ
- ・冬の自然を感じながら遊ぶ
- (保)一人ひとりの育ちや個性を受けとめて丁寧に関わる
- 1,2歳児
- ・自分の言葉で神さまとお話ししてみる
- ・友だちと関わる中で、友だちのいろいろな思いに触れか考える
- ・寒い中にも春が近づいていることを感じ、自然の不思議さやおもしろさに気づき、楽しむ
- (保)一人ひとりの育ちを捉えて、その子の今を大切にする
- 満3歳児・3歳児
- ・祈りが習慣となり、自分や家族のことを祈ろうとする
- ・気の合う友だちと遊び、気持ちが通じる楽しさを感じる
- ・寒さの中にあっても、草木が春の準備をしていることに気付く
- (保)保育者同士や保護者と今年度を振り返り、成長を喜ぶ。新たな願いを共有する
- 4,5歳児
- ・イエスさまとのつながりを一人ひとりが感じて過ごす
- ・お互いに存在を認め合い、相談しながら、時間をかけて思いを実現していく過程を楽しむ
- ・冬の自然の中に次の季節への備えを知る
- (保)保育者同士や保護者と今年度を振り返り、成長を喜ぶ。新たな願いを共有する
2月の聖句
わたしは弱い時にこそ強いからです
コリントの信徒への手紙Ⅱ12章10節
2月の讃美歌
ぱらぱらおちる
早くも、2024年度の卒園、進級を目指して最後のまとめの時期にはいりました。
私がいつも楽しく学ばせてもらっている福音館出版の「母の友」という月刊誌がいよいよ3月で休刊になるとの事。2月号では20年後の2045年、社会はどうなっているかという特集でした。いろいろな分野の方が執筆されていてとても面白いものでしたが
「南極・北極地からみえる地球の未来」という極地研究所の榎本浩之さんの文にどっきりしました。北極は温暖化の影響がいち早く表れる場所では氷は太陽光を反射するが、温暖化で氷が溶けてて黒っぽい海面が現れると、熱を吸収しやすくなり氷が早く溶ける。その悪循環が起こり、今北極では地球の気温上昇率の4倍もの速さで気温が上昇しているとのこと。そして2050年には夏の氷がほぼなくなるという予測もあり、その為日本では北極の氷が溶ける事で冬は低温や大雪に見舞われることになりそう。また夏は偏西風が北に上がって今まで南にあった暖かい空気が押しあがり気温がさらに上昇するだろうということでした。でも今から対策をすれば2100年の気温上昇を1.5度ほと抑えられるけど、ダメな場合は4度も上昇するかも。榎本さんは解決策として「温暖化は科学技術の発達がひきおこした事なので、私は解決の道も科学技術で描けると信じています」と言っておられます。
トランプさんがパリ協定から離脱すると表明していますがどんな科学技術での解決策が出来るのか不安です。が、未来を作るこども達にこの問題を考えてもらいたいものと思います。(でないと北極・南極ともにもどれないほどの悪循環スイッチが入るかどうかの瀬戸際に現在立たされているとのことでした)
園長 小林恵子