今月の園だより

9月の主題

0,1,2歳児
0歳児 あそぼう 1,2歳児 おもしろそう 
3,4,5歳児
満3歳児・3歳児 のびのびと  4歳児・5歳児 深める

ねらい

0,1,2歳児
0歳児
・お祈りやさんびかを真似ようとする。
・興味が広がり、のびのびと体を動かす。
・保育者や友だちと空や雲を見て、風を感じたり、虫の声を聞いたりする。
(保)個々の育ちを丁寧に見つめ直し、必要な関わりをする
1,2歳児
・聖書のお話に触れ、親しむ。
・保育者との関係が深まり、自分の思いを安心して出しながら遊ぶ。
・季節の変化に気付き、花や虫、吹く風に興味をもつ。
(保)子どもの中にある思いを受けとめ、応答する
3,4,5歳児
満3歳児・3歳児
・暑い夏を守られたことを神さまに感謝する。
・友だちと共にいる時間を喜び、じっくりと遊びをすすめる。
・空や風、季節の変化を肌で感じ、体を動かす気持ち良さを感じる。
(保)休み明け、保育者自身は新しい季節に気持ちをあらたにする。それぞれの子どものペースで自分から動き出せるよう見守る。
4歳児・5歳児
・一人ひとりに与えられている賜物に気付き感謝する。
・遊びや活動を通し、友だちと互い思いを聞き合いながらイメージを共有する。
・夏から秋の自然を感じながら、心を開放し、気持ちよく体を動かす。
(保)遊びや活動の深まりを促すと共に子どもの心の変化に気づき、必要な関わりをする。

9月の聖句

主において常に喜びなさい。

フィリピの信徒への手紙4章4節

9月の讃美歌

ちいさいときから

パリオリンピックが終わり新潟のアスリートも銀メダルをとったり、さまざまな競技が連日報道され、こんな競技もあって世界で戦っているんだとびっくりしたり・・・と興奮未だ冷めやらぬ8月の後半でしたが、いよいよパラリンピックが開催されます。
パラリンピックは出来るだけ公平な競技が行われるように障がいの種類や程度ごとに「クラス分け」するシステムがあり、クラス分けを行うための必要な知識・技術を学び「クラシファイヤー」とよばれる資格を取得した人たちが選手の競技している姿や様々な面をみてクラスを決定しているので同等の競技能力の選手が集まり、公平に協議が行われているのでしょう。陸上競技では「進化した用具」を選手たちが使いこなしてきた地道な努力にも注目してほしいと書かれています。
握力がなくてもやり投げの代わりに投げ易い「こん棒投げ」という397g、長さ40cmのこん棒を投げる競技はパラ陸上だけにみられるものとか。投げ方は自由なのでとてもユニークな投げ方が見られるかもしれないとの事でこれもちょっと楽しみです。
そしてその組み合わせのルールが複雑な「車椅子ラグビー」も迫力満点で「音、そしてぶつかる衝撃が見た目よりすごくて計り知れないのです」とパラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターを務める稲垣吾郎さんが体験後に言っておられました。コート上にいる4人の合計点が8.0点以下ということでこの点が分かりにくい。選手には障がいの程度により3.5~0.5点の持ち点がつけられており、障がいが重い人ほど持ち点が少なく、障がいが軽い人ほど持ち点が大きくなるとのこと。若きホープの小川仁士選手は持ち点1.0点で「僕たちは塩と胡椒。1.0は調味料のようなもの」と例えて「自分達ローポインターはボールを持つことも少ないし到底メイン料理にはなれません。でも味付けは料理にはかかせないですからね。自分は『一味唐辛子』かな」と言っておられました。3歳の娘さんがいる小川選手。この迫力満点のそして分析しながらコートを進む姿を応援したいものです。

園長 小林恵子