今月の園だより
7月の主題
- 0歳児きもちいいね 1.2歳児ぞんぶんに
- ここちよく
ねらい
- 0歳児
- ・保育者の祈りやさんびかに親しむ
- ・暑いので汗を流してもらい、心地よさを感じる
- ・砂や泥、水に触れ、その感触に興味を示す
- (保)こまめな水分補給、着替え、沐浴などで心地よく過ごせるようにする
- 1.2歳児
- ・祈りや賛美を喜ぶ中で神さまと出会う
- ・やりたいことを存分に楽しみ、そばにいる友だちの存在に気付き共感する
- ・砂や泥、水の感触を味わったり、草花に触れたりしながら楽しんで遊ぶ
- (保)水分補給や体調の変化を見逃さず、季節を感じて気持ち良く過ごせるようにする
- 満3歳児・3歳児
- ・保育者の祈りを通して自分も友だちも神さまに愛されていることをくりかえし聞く。
- ・自分の思いを表現しようとする。また思いが通らないことを経験したり、共感され安心したりする。
- ・水、泥などを思いっきり楽しみ、気持ち良さを感じる。
- (保)水の安全、暑さの中での熱中症、感染症など健康状態に留意する。
- 4歳児・5歳児
- ・賛美することや祈ることの心地よさや喜びを知る。
- ・五感を使うおもしろさを経験し、新しいことにも挑戦する。
- ・花や野菜の世話、生き物の飼育をしながら、自然のいとなみのおもしろさや命の大切さを知る。
- (保)子どもも保育者も健康な生活が送れるようにし、運動や水遊びなどで心身が豊かになる環境を整えると共に、安全についての意識を高めていく。
7月の讃美歌
うみでおよぐさかなたち
7月の聖句
隣人を自分のように愛しなさい
マルコによる福音書12章31節
梅雨に入ったのもつかの間、猛暑の日が来たり、なかなか天候が定まらない日々です。急な発熱などもみられ、健康に気を付けて疲れをとってお過ごしください。
6月の後半にかけて第一園では採取してきたオタマジャクシがカエルになることでみんなで大盛り上がり!「今日は足が出てきたよ。でもこっちのオタマジャクシはまだ足が出ないよ。」「アッ!今日はカエルになっている。何食べるのかな?」など毎日各クラスで大騒ぎして観察していました。第二園ではバスの運転手さんが持ってきてくれた「かぶと虫」の幼虫が土の中でさなぎになっており、ある日の朝、もっこりと脱皮して体の4分の3以上が白い体のまま成虫として土の上に登ってきました。これまたみんな大騒ぎです。図鑑を広げて「かえったばかりなんだ!これ脱皮した殻だよ。僕がみつけたんだよ!」「何か餌をやらなきゃ!」とうめ組さんは部屋からカブトムシ用のぜりーをみんなで持ち寄ってきました。みんなが開けようとするので「みんなが開けたら沢山で食べきれないよ。1個にしておこうよ」と先生が提案。その日の夕方にはもうほぼ茶色の体になっており、脱皮したばかりのカブトムシを目の当たりに観察できて大喜びでした。第一園ではその後、先生がお家からもってきたカタツムリがどうやら卵を産んでいたようで(白い透明のつぶなので半信半疑で様子をみていたら)数日後、1ミリ位のカタツムリが生まれてすみれ組の子どもたちがみんなにお知らせしに行っていました。
小動物の生態変化をたまたま観ることが出来素晴らしい教材となりました。子どもたちはこんな偶然の出会いから命の不思議さ、面白さ、大切さを学んでいけることと思います。
暑さに向かってのりきっていきましょう!
園長 小林恵子