今月の園だより
4月の主題
- 安心して
- 安心
ねらい
- 0歳児 ・保育者は神様からいただいた大切ないのちをあずかる。
- ・新しい環境や保育者に出会う。
- ・保育者に守られて安心して過ごす。
- 1・2歳児 ・保育者を通して祈る「ことを知る。
- ・新しい環境や保育者に出会い、親しみを感じる。
- ・一人ひとりが安心して過ごす。
- ・保育者に守られて好きな遊びを見つける。
- ・礼拝と祈りによって、神さまとイエスさまに出会う。
- ・保育者に受け入れられていることを感じ、安心して過ごす。
- ・気に入った場所や遊具が見つかる。
- ・保育者と保護が信頼関係を築く。
聖句
「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」
マタイによる福音書14章27節
讃美歌
空の鳥は
こども讃美歌
2016年度が始まりました。入園、進級おめでとうございます。
そして、この1年間昨年度同様、お家の方々、園のスタッフとで、車の両輪になり、お子様の成長を見守り、育んでいきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
先日、大日向雅美先生という恵泉女学院の先生が「2歳児のいやいや期」について話をされていました。子どものやりたい事と、大人のいいよという思いが一致しないので、どうしても、親が「だめ」と言ってしまう。この時期は「いや!」と主体的にいうことが出来るようになってきたと考えて、子どもがやりたい事を少しおおきな目で見守ってやらせてあげることも必要かもしれません。とのことでした。(もちろんブレーキとアクセルの調整はこまめにする必要があることでしょうし、だめなものはだめ!と毅然という時も必要)
このお話をきいた後にたまたまお花見の時に次のような光景に遭遇しました。
白山公園にお花見に行った時のこと、2歳位の女の子が、母親のお友達と思しきお姉さんが作ってくれた、四葉のクローバーで編んだお花の冠をわたされても「こんなのはいらん!」とばかりにせっかく作ってくれた冠のつぎめをはずしてしまいました。お父さんは慌てて「どうして、壊すの!だめでしょう!」と叱っていました。この子はこのあと、その時続けていた「空き缶にクローバーの葉っぱを摘んでは中にいれていく」という作業を黙々とし続けました。もしかしたら、この子は大人の考えで、「きっとこのお花の冠は喜ぶにちがいない」と思った冠をもらうより、今葉っぱを摘んで小さい缶の穴にいれていくという事の方が、ずっと面白いことと感じていたのかもしれません。もし、この子が、幼稚園等で、集団の中で保育され、「お姉さん達が、お庭でクローバーのはっぱを使って冠を作ってかぶり合いっこをする」というような風景を見た後なら、「アッ!私もやってみたかった、冠だ。わ―!嬉しい!」となっていたかもしれません。こどもの関心や興味はその子なりの成長の過程によっても違うのだなあとこの風景に遭遇しながら、思いました。ちなみにこの子はその後、そのお姉さんが「飲み終わった後のペットボトルの容器をコンコンと柵にあてて、音を出す」ことに興味がわいたのか、これはどう?といろいろ石や樹にあてて音を出して楽しんでいたようです。子どもの感性はさまざまで面白いですね。お母さんも楽しんでいきましょうね! 「お花見と人観察」を楽しんだけいこ先生より
追伸 いろんな国の方もお花見をしていました。ふとみると、スカートであぐらをかいている外人女性もおられ、あららら・・・。その隣ではテイッシュペーパーでねじり鉢巻きをして、歌っているおじさん軍団も。なぜか、トランプを楽しんでいる女性グループも。そして、大道芸人のパフォーマンスを取り囲む集団も。