今月の園だより
5月の主題
- 気付いて
- 気付き
ねらい
- 0歳児 さんびかをきく
- 0歳児 保育者のそばで遊びが広がる
- 0歳児 春の花や心地よい風を感じる
- 1歳児 さんびかに親しむ
- 1歳児 くさばなにふれて、散策を楽しむ
- 1歳児 ゆったりとした生活リズムや雰囲気の中で保護者と信頼関係を築き、思いや甘えを伝えようとする
- 1歳児 好きな場所、遊びをみつけて喜ぶ
- 神さまに愛され、守られていることを知る
- 興味のあることを見つけて、自分からかかわろうとする
- 友だちとのふれあいやかかわりが生まれる
- 自分の気持ちや気付いたことを身近な人に伝えようとする
聖句
神は愛です
ヨハネの手紙1 4章16節
讃美歌
小さいおててを組み合わせ
入園、進級であたふたとしていた4月があっという間に過ぎ、風の爽やかな5月を迎えました。入園して、さまざまな人間関係の中に置かれ、疲れが様々な形でこども達にあらわれる頃かもしれませんね。「キリスト教保育」という雑誌があり、先生達はその雑誌を毎月じっくり学び、保育を振り返りながら、カリキュラムを立てています。この5月号でこんなコラムがありました。お子さんの「ようちえん いやや」という文で根岸由紀というある幼稚園の臨床発達心理士の先生からのメッセ―ジです。今悩まれているお母さん方にぴったりの文かと思い、引用してみました。
「毎日『やんちゃ』が過ぎてお友達を泣かせてしまうことの多いÝ君は友達から「Ý君やめて!またÝ君がたたいた」と言われることが多く、お母さんは『遊んでくれる子がいない』といじめにあっていると思い心配して、相談室にやってきたという次第でした。そうした子ども同士の思いのぶつかり合いは、子どもが他者の気持ちに気付き調整していく力、つまり人とのやりとりに必要な力を高めていくための重要なプロセスとなるのです。」そこでそのお母さんには「わが子からそんな話を聞いたら、とても悲しい気持ちになりますね」と寄り添いながら次の話をしたそうです。「こども達の大好きな絵本に『ようちえん いやや』があります。この絵本は『ようちえん いやや』という言葉に含まれた幾通りもの子ども達の本音を楽しい挿絵とともに表現しています。幼児はまだ自分の思いを言葉で的確に表現できない為に、朝まだ眠い時、お母さんと離れたくない時、少し頑張りすぎて疲れてしまった時、お友達とうまくいかないことがあった時など、『ようちえん いやや』という言葉で訴えるのです。・・・・お母さんが大きくどっしりとした木のようであれば、子どもは安心して話ができるでしょう。でも、お母さんが子どもの話に一緒に揺れてしまっては、子どもはお母さんに話が出来なくなってしまいます。だから子どもが『こんなことがあった。あんなことが嫌だった』と言ったら『それはとても悲しかったね。』とただただ共感してほしいのです。・・・・」
的確な表現が出来ず、「ようちえん いやや」となっているとなっているお子さんはこの時期たくさんおられることでしょうね。勤めておられるお母様はご自分も大変かと思いますが、お子さんとゆったりとした時間を創りだしてお互い癒すようにしていってください! ゆったり苑で真夜中に満月をみながら月のエネルギーを万遍と浴びたけいこ先生より
(日光浴ならぬ「月光浴」は生きるパワーをたくさんもらえる素晴らしい治療だと足のマッサージの先生から教わりました。)