今月の園だより
5月の主題
- みる
- 動く
ねらい
- 0歳児・神さまのお守りの中、まわりのようすに目を向ける
- ・要求や気持ちを受け止めてもらい、安心して過ごす
- ・保育者のそばで遊びが広がる
- 1・2歳児・神さまがつくられた風や光を感じながら花や虫などを見る
- ・まわりの人に気づき、共に過ごすことを喜ぶ
- ・新しい環境や生活リズムに慣れて安心して過ごす
- ・聖書のお話にふれ、イエスさまに親しみを覚える
- ・自分の好きな遊びや場所が見つかる
- ・花や虫などを身近に感じ、心を動かしたりかかわろうとする
- ・自分の気持ちを身近な人に気づいてもらって過ごす
5月の聖句
わたしは良い羊飼いである
ヨハネによる福音書10章11節
5月のさんびか
小さいお手て
こども讃美歌
先日、あるお母様から、「子どもが『そそぐ』ってどういう意味?と聞いてきたので、説明してどうしてそんな言葉が気になったの?と尋ねたら月の聖句の説明で先生から話してくれたことばで「水をそそぐ」という言葉がどういうことかな?って思ってお母さんに尋ねたそうでびっくりしました」という話をうかがいました。子どもの聴く力、そして感じ取る力はすごいなーと感動しました。そこで、次の川端強さん(長崎で童話館を設立された方で「絵本のある子育て」というパンフレットを全国に配送し続けている方)の文章を思い出しました。「絵本の力として、結果としていくつもの恵み」がもたらした一つに「お話しを集中して聞く力」を次のようなエピソードで紹介されています。『一年生の担任を経験してこられた、ベテランの小学校の先生の言葉です。【毎年、クラスに一人くらいはおうちで絵本をよく読んでもらってきたんだね、とわかる子がいます。教師の話をまるで吸い取るように聞いています。そんな子はもともと«絵本を読んでもらうようにして育てられて»いますから、学習をはじめ、全般にわたってまず心配のない子ですね】』
物語は耳から聞くほうが何倍も心にはいるような気がします。大人の私もラジオの朗読の時間が好きでよく聞きますが(小さい頃は「お話しでてこい」の時間が好きでした)情景がありありと浮かぶのです。この川端強さんの送ってくださったパンフレットは私がよく歯医者さん等の病院でみかけたもので、診療待ちの時に読んでいました。今年の春、なんと幼稚園にも送ってくださるようになったようで、ちゃんとパンフレット立てまで同封されていましたので感激です。早速玄関に置きましたのでよかったら是非持っていってご覧になってください。(今回抜粋した文は玄関の上にあるパンフの中の9ページから載せました。前後を読むともう少し細かく色んなニュアンスがわかると思いますのでみてくださいね) 燕喜館の大広間で「雨月物語の朗読と創作舞踊」の舞台を観て怨念にゾクゾク感動したけいこ先生です