今月の園だより
6月の主題
- 心にとめて 月主題 感じて
- 心にとめて 月主題 関心
ねらい
- 0歳児 ・保育者の祈る姿に神様を感じる
- ・まわりのものや人の動きに興味をもつ
- ・晴れた日は外に出て、散歩を楽しむ
- 1・2歳児・讃美歌や祈りのことばに心を合わせる
- ・感染症に気を付けながら健康に過ごす
- ・友達や身近な物事に興味をもつ
- ・遊びや自分の思いが大切にされていることを感じる
- ・神様の創られた自然の不思議さにめを向ける
- ・いろいろな物を使って遊び、興味や関心が広がる
- ・友達や保育者の言動、遊びに心を動かす
- ・トラブルを通して友達の思いを知る。保育者の援助を受けながら、共に考えてみる
6月の聖句
見よ、それは極めて良かった
創世記 1章31節
6月の讃美歌
はなも、とりも、めがさめて
こどもさんびか
生活指導
・あそんだあとの片づけをする
・歯の大切さを知る
・雨具の扱いを知る
・うがい、手洗いの習慣をつける
6月になり、梅雨の季節となりましたが例年になく蒸し暑さがきびしいように思います。衣替えもいつもより早めにお願いしましたが、こまめに衣服の調節をお願いします。
頭が疲れている時は、どこかで休まるものを求めるようで、記事の紹介で面白そう!という映画「殿、利息でござる」をみてきました。仙台藩で今から250年前、実際にあった史実を元に描かれた物語で笑いながらも最後は、感動で号泣してしまいました。
伝馬役というお上の物資を隣の宿場から受け取り次の宿場まで運ぶ役の負荷が年々重くなり、村人が耐え切れず夜逃げをする一家も続出の状態に危機感を感じ、ある町人(茶師)のアイデアで、造り酒屋や、両替屋、雑穀屋等が知恵を絞りあって「財政がひっ迫し困っている藩にみんなで出し合った多額のお金を貸しつけ、その利息でその負荷を賄っていこう」という話し合いが隠密裏に行われ始め・・・・・とその村人達の心情の変化等の過程を喜劇あり、人情ありと監督が出演者と役創りを吟味しながら創っていったという映画でしたので、いわゆる「格さん助さん」「鼠小僧」のような勧善懲悪シリーズとは全く違う感動的な時代劇でした。
園のこととあまり関係ない話をしましたが、人の心を変えさせるのは力ではなく、人の心の奥底に持っている、芯のような信念と人々への無私の愛なのかな?と見終わって心に残りました。これってかみさまの愛のよう!
蛇足です。中村義洋監督が厳選して選んだ役者がそれぞれはまり役で素晴らしかったのですが、最後にちょっと出てきた「第7代仙台藩主伊達重村」の殿様役が「ひえー!」と思わず観客席のあちこちから声が上がった位ぴったりの御仁でした。私なんて見ていてもまさかあの御仁がとは思わなかったのでわかりませんでした。原本は「武士の家計簿」で知られる平成の司馬遼太郎との呼び声も高い磯田道史の近著「無私の日本人」です。
たまにちょっと気の抜けた話をしたくなった恵子せんせいより