今月の園だより

6月の主題

0,1,2歳児
かんじる
3,4,5歳児
感じる

ねらい

0,1,2歳児
0歳児 ・さんびかを心地よく感じる
    ・空、お日様、雲、雨などの自然を感じる
    ・周りのものや人に興味をもち、動きだす
1・2歳児 ・保育者と一緒にさんびかを歌う
      ・空、お日さま、雲、雨などの自然を感じ目を向ける
      ・いろいろな物に興味をもち、自分の好きな物を見つけて遊ぶ
3,4,5歳児
・神さまがつくられた自然の中で過ごすことを喜ぶ
・砂・泥・水で遊び、心地よさを感じる
自分でやろうとすることが増え、楽しさを感じると共にうまくいかなくても大丈夫と感じる

6月の聖句

空の鳥をよく見なさい。・・・あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる

マタイによる福音書6章26節

6月に入り、ようやく梅雨の季節が感じられる日々です。

キリスト教保育の6月号に山形の認定こども園さゆり幼稚園さゆり保育園からの実践報告が載っていました。その中で「トイレ行く!」という小見出しで2歳児の園児N子ちゃんのトイレットトレーニングが成功していく様子が書かれていました。引用してみます。

「新入園児も園生活に慣れてきたこの頃、2歳児のN子が自分から『トイレに行く!』と言うのです。昨年の2歳児の姿をよく見ていたのでしょう。N子は2歳児の中でも一番月齢が低い子なので、やる気になるのを待ってみようと考えていました。しかしそれは保育者の考えで、N子は私たちの予想以上に様々なことを見て成長していたのだと気づかされました。まずは《トイレに行って座ってみる》というところから始めました。その姿を見て他の2歳児も「私もー!」と興味を持ち始めたようです。決して初めからトイレトレーニングが成功するわけではありません。友だちとの園生活の中で関わる小さな出来事の積み重ねが、一人ひとりの成長の火種になっていることを感じます。・・・・失敗することも多かったN子がタイミングが合い、ついにトイレでの排泄に成功したのです!・・・」という記述でしたがお友達のようすを見て刺激になっていろんなことを学んでいくことは、何もトイレトレーニングばかりではありません。第1幼稚園の先生が先日「私が行こうと言っても全く行かなかったのに、Hちゃんが行こうよと誘うとすんなり行ってくれてやっぱり友だちの力は大きいね」と言っていたのを思い出しました。見ていないようでもまわりの事はよく見て刺激をたくさん受けて成長していくのですね。そして、それは兄弟や先生や親のこともよく見て真似ているのです。お母さんも「日大の監督」のように怖さで動かすことなくワクワクする楽しさで子どもが動き始めるように工夫していきましょう!そして、乳幼児期の今しかない親子の時間を大切にして日々の生活を楽しんでください。(お勤めしているお母さんも時間をやりくりして、親子で楽しめる時間を創り出してくださいね)

         リメンバーミーの歌を歌いながら、亡き母の命日を偲ぶはずだったのに、忙しさですっかり忘れていた親不孝なけいこ先生から

            前園長先生の奥様ごめんなさい!