今月の園だより
7月の主題

- 0歳児 1,2歳児 きもちいい

- あらわして


ねらい

- 0歳児
- ・保育者の祈りやさんびかに親しむ。
- ・保育者に汗を流してもらって、気持ち良いと感じる。
- ・砂や水に触れてその感触に興味を示す。
- (保)こまめな水分補給や着替え、沐浴などを行い快適に過ごせるようにする。
- 1,2歳児
- ・さんびかを喜んで歌う。
- ・保育者との関わりの中で自分の思いを知る。
- ・砂や泥、水や草花に触れて、気持ちよく遊ぶ。
- (保)様々な素材に親しめるように環境を整える。

- 満3歳児・3歳児
- ・お休みの友だちや自分の身の回りのことを覚えて祈る。
- ・保育者や友だちと一緒に遊ぶ中で、色々な思いを表すようになり、葛藤も経験する。
- ・砂・泥・水などの感触に親しみ、思う存分楽しむ。
- (保)目にhみえにくい心の内に思いを寄せ、自己を表している様々な姿を受けとめる。
- 4・5歳児
- ・ことば・歌・体で、(主を)賛美する。
- ・自分の思いや考えを態度や言葉にして相手に伝えることで、お互いの思いに気づき、関わり方を考えるようになる。
- ・絵本やお話や歌などに親しみ、イメージ(想像の世界)をふくらませる。
- (保)気づきや発見を大事に受けとめ、子どもが安心して喜んで表すことができるよう支える。
7月の讃美歌
うみでおよぐさかなたち
7月の聖句
主に向かって 心からほめ歌いなさい。
エフェソの信徒への手紙Ⅰ 5勝19節
毎月、先生たちで「キリスト教保育」という月刊誌をよんで学びの時を持ってからカリキュラムを立てて行っています。先月と今月号の中に「マルトリートメント」について、福井大学の友田明美先生の小論が掲載されていました。初めてきく言葉という方も、また、どっかで耳にしたという方もおられると思います。(NHKで放映されたのでご覧になった方もおられるのでは)
マルトリートメント(通称マルトリ)は「避けたい子育て」を指し『子どものこころや身体の健全な成長・発達を阻む養育をすべて含んだ呼称』であり、大人の側に加害の意図があるか否かにかかわらず、また子どもに目立った傷や精神疾患がみられなくても行為そのものが不適切であればそれは『マルトリ』と言えます。・・・と定義されておられます。そして、このマルトリが頻度や強度を増した時こどもの脳は萎縮したり肥大したりするなど物理的な損傷を受けますよという提言をされていました。例として、子どもを怒鳴ったり、たたいたり、つい感情にまかせて親の気分でこどもへの態度を変えるとか、スマホやタブレットをついこどもにあてがってしまったり、授乳中に動画をみたりなど、ついついやってしまいがちな行いもあげておられました。大声での夫婦喧嘩も入るとのことでした。私の子育て中、あんまりいらつくので子どもに当たらないようにがんがんと掃除機をかけていた事がありました。子ども達が長じて「お母さんって掃除機をすごい音でかけまくっていると『あーご機嫌悪いんだね~。近づかないようにしよう』などと言い合っていたんだよ」と告白してくれて、無意識にこどもにいら立ちを伝え、また感じ取らせてていたことを知り、衝撃でしたがある意味でこんな無意識の行動がマルトリに通じるのかもしれませんね。
このマルトリ予防のために「大人が注意すべきこと」として子どもの気持ちに寄り添いながら育児をするための4つのポイントを小児科医師でもある友田先生は教えてくれました。
- 子どもの脳に及ぼす影響を理解し、体罰・暴言による子育てはしない。
- おとなと子どもは対等な力関係ではないという前提にたつこと
- 親は爆発寸前のイライラをクールダウンすること
- 親は子どもの気持ちと行動を分けて考え、成長を応援すること
私たち保育者も心にとめておきたいと思います。
とはいえ親はだれしも完璧ではないし子育ては大変なので、友田先生は親以外の人たちがかかわっての「きょうどう子育て」という「おせっかい」を唱えられてます。行政にも働きかけて大阪府などではマルトリ予防モデルの取り組みをしているそうです。
これからマルトリのことを耳にする機会も多くなるかもしれません。いろんな人に頼りながらマルトリ予防をいろんな形でしていきたいですね。
園長 小林 恵子

