今月の園だより
7月の主題
- ふれて
- 心にとめて
ねらい
- 0歳 讃美歌を快く感じる
- 土・砂・水にふれて遊ぶ
- 沐浴をまめにして、気持ちよく過ごす
- 1歳児 イエスさまを身近に感じる
- 動くことがうれしくなり、満足して過ごす
- 土・砂・水にふれて遊ぶ
- 友だちや友だちのしていることに興味をもち、真似て遊ぼうとする
- 子どもの育ちを保護者と共にわかちあう
- 神さまの創られた自然にふれ、親しむ
- 土・砂・水にふれ、心と身体を解放させて遊ぶ
- やりたいことや一緒にいたい人がはっきりしてきて、遊びが続くようになる
- 子どもの育ちを保護者と共にわかちあう
7月の聖句
探しなさい。そうすれば、見つかる
マタイによる福音書7章7節
7月の讃美歌
うみで泳ぐさかなたち
暑さと梅雨の名残のある7月がやってきました。
最近「題名のない音楽会」という番組をよくみます。先日は合唱を生き返らす天才と言われている山田和樹さんによる指導をビフォー~アフターで見せるという企画でした。ちょっとした声掛けで団員のみなさんは「あっ!そうか」という表情で直すので、あっという間に合唱そのものの曲想や雰囲気がどんどん変わるのがわかりました。私の母も101歳まで「しろがねコーラス」という合唱団の指揮をしていました。去年亡くなっていろいろ指導されてきた言葉を思い出しながらテレビの山田さんとダブってみてしまいました。
山田和樹さんを評して作曲家の後藤丹さんが次のように言っておられました。「山田は強引に自分の意思を押し付けての音楽作りをしないように思われる。彼の演奏は、楽員たちの音楽の方向性を見極めながら統合し、整然とひとつの音楽を造形していくように聴こえる。・・・」と。こどもも同じだなと思いました。ちょっとした言葉掛け、ちょっとした環境設定、ちょっとした大人の雰囲気などで子どもはいきいきと自分から活動し始めます。お家の方々が能面のようだと何となく動いている・・という感じになってしまうのではないでしょうか?お子さんが興味をもってやり始めた事をじっくりながめてそれにふさわしい道具(それは、はさみであったり、色鉛筆、クレヨン、昆虫などを観ているときには昆虫図鑑等、遊びに応じて様々だと思います)などをタイミングよく与えてあげると興味をますます広げていくのではと思います。お子さんの遊びをお家でみながら、お母さんも楽しんでみてください。
7月がくると、母の主宰していたコーラスの毎年行われていた七夕コンサートが思い出されます。昨年母を悼むファイナルコンサートを行い今年は何にもないので寂しさが募ります。ウインブルドンの時期で、もうすぐコンサート本番を控えているにも拘らず夜中の3時ころまで決勝戦を観戦して「そこいけ!スマッシュ!やったー!」とテレビの前で激しく応援していた姿が懐かしいです・・・とつまらない感傷に浸っているけいこ先生より
けいこ先生