今月の園だより

9月の主題

0,1,2歳児
はずむ
3,4,5歳児
弾む

ねらい

0,1,2歳児
0歳児 ・保護者の祈る姿を見て、神さまが近くにいることを知る
    ・行動範囲が広がり探索活動を楽しむ
    ・移りゆく季節に目をとめたり、耳をすます
1・2歳児 ・保育者と一緒に今を感謝し、まわりの人や友だちのために祈る
     ・いろいろなことに関心を示し、周りの人や友だちのために祈る
     ・移りゆく季節に目をとめたり、耳をすます
3,4,5歳児
・私たちの平和な日々を感謝し、神さまの望まれる平和の大切さを
  共に考え、祈る
・これまでの遊びに加え夏の経験からの遊びが始まり、試したり相談した
  りしながら友だちの菅家が広がる
・空・星・虫など自然の変化に興味をもち友だちと思いを通わせながら
  関心を深める
・生活のリズムを散り戻し見通しをもって生活する

今月の聖句

ザアカイは急いで降りて来て、喜んでイエスを迎えた。

ルカによる福音書19章6節

今月の讃美歌

小さい時から

こども讃美歌

暑い暑い夏がピークが過ぎたとはいえ、まだ蒸し暑い日が続きますね。

今回は睡眠のことについてお知らせしたいと思います

本来人間は「光を感じて動き、闇を感じて休む生き物」のはずだったのに、ここ最近、暗くなる時間が人工的にだんだん伸びてしまい、生体リズムを崩している・・・と警鐘をならしているのが日本体育大学の野井真吾先生です。

次のようなデータを基にある提案をされていますのでご覧になってください。

「眠りのホルモンと称されているメラトニンが朝多く出てしまい、ボーッとしてしまう「メラトニン朝ピーク群」と理想的な推移と言える「夜ピーク群」で生活状況を比べると次のような結果が出るそうです。

  メラトニン朝ピーク群 メラトニン夜ピーク群(理想的)
寝る時間 遅い 早い
起きる時間 遅い 早い
睡眠時間 短い 長い
外遊びの時間 短い 長い
勉強時間 短い 長い
電子メデイアの時間 長い 短い

このデータ結果から野井先生は次のような提案をしています。

「早寝早起き朝ごはん」と巷に声掛けはされていますが、スローガンに終わっている気がします。むしろ大人のちょっとした注意で子ども達にメラトニンが夜、たくさん出るように仕向ける事が出来るし、「早く寝なさい」とがみがみ言うのでなく夜は電気を暗くするなど大人の配慮などを大事にしていきましょう。・・・それが「光・暗闇・外遊び」とのこと。

外遊びをたくさんして光を浴び、体を動かし、夜は部屋の灯りを少し落とすことでおのずとメラトニン分泌が促進され、ぐっすり寝られ早起きになり、お腹がすいてごはんも食べられるようになるというわけです。

園でも外遊びはしていますが、降園後も近くの人は一緒に歩いて帰るとか公園で遊ぶとかちょっとだけ光を浴び、夜は少し暗くしてみましょう!でも、夜灯りを暗くすることだけでもすぐ始められることかもしれませんね。  けいこ先生より